unityroomのゲームジャムに参加しました!(2018年11月編)


ご無沙汰しております!りるをです。

デジゲー博2018おつかれさまでした!来てくださった方々、本当にありがとうございました。

さてこの記事は森…ではなく、unityroomで開催された第10回目のunity1weekに参加したレポートになります!

unity1weekに関する記事は1年ぶりですが、びはんとマルのごはん以降、同ゲームジャムで3作品作ってます。気になる方は見ていってください〜

https://unityroom.com/users/plruw0k8g693zndtmabx

今回は「あしたえんそく」というゲームを作りました!なんと!友人のぴのPさんと一緒に作りました〜

以下開発レポートです。

ゲームジャム開催期間は2018/11/19〜11/25でした。お題は「10」。発表された時は正直「10…!?10って何をどうするの」という感想でした。

 

1.企画

まず1weekのお題発表前の打ち合わせで、お互いどのくらい作業できるのかを共有しました。企画は二人で行い、デザインはぴのP、プログラムはりるをが担当することに。そのうえでぴのP先生の作りたいゲームって?という話になり、「ハンバーガーの中身選ぶ的な」「何かを組み合わせて結果を出して競う」「ドット絵とかいいよね」という話が出ました。

お題「10」が出てからは「10ビット、ゴチで10万円目指してピタリ狙う」というアイデアが出て、最終的に「遠足のおやつ100円以内に収める」「ピタリ賞ボーナスなんかでスコアだそう」という流れになり、最後までブレることなく仕上がります。

 

2.スケジュール

事前に提案したものがこちら

 ルール決める
 画面レイアウト決める
 絵作り、実装
 絵作り、実装
 絵作り、実装
 合宿
 テスト、公開

 

実際のスケジュールはこちら

 ルール決める、画面レイアウト決める、絵作り、実装
 絵作り、実装
 パラメーター作成、絵作り(完)、実装
 BGM探したり、実装
 合宿、りるを家の掃除(ぴのP)、実装
 Unity道場、実装
 テスト、公開

 

今回ぴのP先生とチームで作っててすごい、と思ったのは、企画と仕様が決まるの早かったこと。お互い適当に案出し合って、「いいね」で膨らませて「それで!」で決まるので、停滞が非常に少なかったです。

あと作りたいモチーフの案は出すけど実際に何を描くかはぴのPに任せて、一方私が担当するシステムは「これならできる」を主張していくことで実装不可能な内容を避ける選択肢から外していきました。お菓子の数や、ボーナス数などどのくらい数を用意する?というのを特に決めず、ぴのPの思いつく限りに任せたところも作業速度が加速した要因の一つでした。(そして実装も間に合うボリュームだったのがすごい)

お菓子の値段やボーナスのスコアは後々こちらでいじらせてもらいました。最終的にどの組み合わせが最高点を取れやすいか、のレベルデザインはこちらで行っていたりしてます。

とにかくぴのP先生のイラストの作画がとても早くて、水曜日にはほぼ揃っていました(完!) 週の後半は手が空いてたので、シリーズボーナスリストの作成、ツイッターの文言や説明文作成、BGMの選定などに回ってもらいました。おかげで、仕様を考える工程を飛ばして実装に移れて、私の脳の疲労を抑えることができました。ありがた〜い!

あと金曜日にぴのPが泊まりにきて、たこ焼きパーティをして大量に余らせたので、土日の食事は全てたこ焼きとなり自炊時間の短縮になりました。

 

3.グラフィック

ドット絵いいよねという話だったけど「忘れて笑」とのことだったので、イラストでお任せしました。ぴのP先生の個性と趣味が最大限に活かされた絵作りで最高ですよね!!!!!!!!!!!!!!1

お菓子素材が上がって来た時は再現度の高さにめっちゃ笑いました。個人的にタラタラするんだよぉ〜!が好きです。たくさんのオマージュが見受けられて、とても懐かしい駄菓子屋になってさすが!と思った!

リザルト画面はレシート↓

 

4.プログラム

初めての自力List、初めての自力for文…頭を抱えたけど、なかじま先生の度重なるアドバイスに幾度となく励まされ完走しました。

自力で一番大変だったのがシリーズボーナスの実装。条件入れても仕様通りに動かないことが多くて白目むきました。シリーズボーナス周りに手こずったので、もうテストできるから!と言い続けて土曜日までできなかったのが辛かったです。

でも、今まで積み重ねてきた知見は確実に根付いていて、多少のエラーがでても「お前だな」と原因を探せるようになっていた。えらい!!!!!!!!

BGM実装してビルドしたら起動しなくなった現象はビビリまくったけど、Unityゲーム開発者ギルドの方々にお世話になり無事に解決しました。今回もめちゃくちゃ人に聞いた。本当にありがとうございました。

 

「不等号正確に使えない問題」

不等号の向きを間違えてUnityにエラー制止されたこと何度もあり、算数で詰まらなければ…というところが多々見受けられた。特に苦手としているのが「1から100までは加点だけど、100をこえると減点」みたいな式です。慣れかな?

前回のベーコンも同じような計算があったけど、あれはなぜ動いているのかよく分からない。「ゲームジャム特有の極限状態」でよく実装時の記憶をなくすんですよね…。今回もリトライでBGMが重なるバグを極限状態で直したので、今どうやって修正したのか覚えていないです。

ゲームジャム7日目の極限状態のりるを「マイナス+マイナスってプラスになるんだよね?」

※なりません

 

5.音周り

私が普段BGMを探しているサイトをぴのP氏に教えて、探してもらいました。ゲームに合うかどうかは完全にお任せしました。リザルトのジャングルチョイス最高〜〜〜〜ウホウホ

ただ唯一、ねるねるねるのか!?を掴んだ時に老婆の声が出て欲しくて、それだけは自力で探しました。(時間はないのに)

 

6.まとめ

私が一つ実装できるたびに「進捗181000%!!!」と盛り上がり楽しく作れたのでよかった~。デバッグで「これは深刻だから直した方がいい」と優先度なんとなく決まっていたのも助かりました。

バグ修正がバグ発見の速度よりも追いつかずにもた…もた…とした…。

期間中ほぼ毎晩さぎょいぷ(作業しながらスカイプで会話すること)をしてくれたぴのP氏、土曜日に限定公開URL誤爆したのをきっかけにテストプレイしてくれたニートさん、通りすがりの芋さん、ありがとうございました。

 

7.ぴのPさんの感想

正直、ゲーム作りのイロハのイの字も知らなかった私ですが、りるをちゃんがわかりやすく提案してくれたり、私の拙い意見を尊重してくださり、作品の目指す方向がすぐ決まり、取り組みやすかったです。月曜の朝の時点で進捗50パーセントでしたね。

りるをちゃんと意見を交わし、イメージが上がってきたところで、エンジンに火がつき素材をモリモリ描きました。
駄菓子のネタを考え、絵にしていくのはとても楽しかったです。

配置されたスクショをみて大変興奮しました。

UnityのUの字もわからないので、ゲームを動かすお手伝いは全くできませんでしたが、りるをちゃんをみていてHTMLでHPを作った頃を思い出しました。頭がいたいです。

りるをちゃんの「(どうしてバグってるのか)わかった(わかってない)」を1000000回聞いた一週間。とても楽しかったです!また呼んでね!

 

(ありがと〜〜〜また一緒につくろ〜〜〜!)